元パチンコ店長との再会 〜それぞれの人生の選択〜

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昨夜、パチンコ屋の店長を私と同時期に辞めた元職場の同僚と久しぶりに飲み会をしてきました。同じ店長を辞めた人と飲むのはとても新鮮でしたし、その彼はなんと起業をしていました。なのでその起業ストーリーを聞きながらお酒を飲んだのですが、ストーリーを聞けば聞くほど、人生の選択について考えさせられた夜でした。

同じスタートラインから異なる道へ

私が介護士としての道を選んだ一方で、彼は無資格のまま訪問鍼灸院を立ち上げるという大胆な選択をしました。パチンコ店を辞めるタイミングも似ていましたが、その後の歩みは大きく異なることに。

彼は「会社をとりあえず立ち上げて、求人が揃ったのを機に退社した」と語っていました。最初からビジョンがあったわけではなく、まずは動き出してみるという行動力が印象的でした。

創業期の苦労

「最初の半年は本当に大変だった」と彼は笑いながら当時を振り返ります。赤字続きの経営、融資も受けられない厳しい状況。専門知識もない状態からのスタートで、苦労が絶えなかったそうです。

そんな話を聞きながら、私は安定した介護の仕事を選んだ自分の選択と比べていました。給料は安定していても、ダブルワークをしている現状に少し疑問を感じる瞬間でした。

軌道に乗るビジネス

しかし彼の苦労は実を結び、半年ほどで事業は軌道に乗ったとのこと。現在は社員2名、パート2名という小さいながらも安定した経営体制を築いています。

面白かったのは「自分の役員報酬は正社員と同じくらいで、むしろ働いている人の方が給料が高い」という話。経営者になっても最初から大金持ちになるわけではないんですね。でも来年からは役員報酬を上げてボーナスも出す予定だとか。徐々に成長している様子が伝わってきました。

人生の選択を考える夜

杯を重ねながら、私は自分の選択について考えていました。介護士としての道も意義のある仕事ですが、経済的には厳しく、ダブルワークで何とか生計を立てている現状。対して彼は紆余曲折ありながらも、自分の会社を立ち上げ、着実に成長させています。

正直なところ、「人生の選択としては経営者の方が成功している」と感じた夜でした。安定を求めた自分と、リスクを取った彼。どちらが正解というわけではないけれど、彼の話を聞いて刺激を受けたのは確かです。

未来への展望

別れ際、「俺もいつか経営者を目指したい」と思わず口にしていました。まだ具体的なプランはありませんが、彼の成功体験を聞いて、新たな可能性を感じた夜でした。

同じスタートラインから異なる道を歩んできた私たち。次に会うときは、私も何か新しい一歩を踏み出していたいと思います。


みなさんは人生の岐路で、どんな選択をしますか?安定を取るか、挑戦するか。正解はないけれど、自分の選択に後悔しないためにも、様々な可能性を考えることは大切だと感じた一夜でした。

また近況報告します!