2か月のひよっこ介護士が早くも指導者に!?
介護士に転職して2か月が経ちました。全くの未経験の私が介護なんて…なんて思っておりましたが、まあなんとかやっております。
そんな私がなんと本日は独り立ちした現場の先生を任されました。
早っ。。。
少し前の記事で紹介した18時間勤務の現場です。
18時間と聞いて驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はかなり楽しい現場なのです。
なぜ楽しいかが気になる方はこちらの記事もどうぞ。
新人さんとのご対面:2か月前の自分を思い出しました。
お宅に到着したら新人の方は車ですでに待機されてました。自分も初日の時は20分前くらいには到着して先輩介護士をドキドキしながら待っていたなあと最初の頃を思い出しながら新人さんとご挨拶。
とても感じの良い少し年下の男性でした。どうやら副業をしたくて始めたらしい。
教える時に意識した事
私もまだ新人気分は抜けないのですが、新人の私でしたらこういうふうに教えてほしいとと思った事を意識して教えてみました。
それは… 一つ一つの作業の流れをまとめて見せる事。
要領よくこなすには同時並行で家事などの生活介護を進めるのが良いと思いますが、複数の業務をメモでまとめるのは難しいと感じていたからです。利用者の帰宅時に施設から荷物を受け取ったら荷物の確認と片付けがあります。
それと同時に尿器介助、お茶出し、戸締り、夕食準備、更衣介助などがあり、荷物の片づけは合間を見ながら行うのが本来適切なのでしょうきっと。
ですが本日は分かりやすく教えることに意識して取り組んだ為、利用者からの依頼が来ない限りは一連の動作をなるべく途切れさせないように意識して教えました。少し待たせちゃった事もあり利用者様ゴメンナサイと思いながら。
料理初心者だからこその失敗談を踏まえた説明
新人さんは料理を家でしているらしく、みそ汁の作り方など教えている時は特に心配している様子もなくさすがって思いました。私は全く料理をやってこなかったからみそ汁なんて私に作れるかどうか不安でしたからw
とりあえず普段の調理の仕方と利用者が濃い味が好き、猫舌であるといった特性を説明しながらみそ汁を作っていきました。
というのも先日介護で入った時に出した料理が熱すぎて2回ぐらい怒られたので、新人さんには怒られてほしくないなと思ったからです。私は何を食べるにも熱々が好きで、その事が実は普通じゃないと言う事も再認識させられました。自分の普通は他人の普通ではない事は当然なのですが、こんなぬるいの出していいのかなんて思ってもうちょっとあっためると怒られるという(笑)
新人さんにフォローしてもらった食事介助中の出来事
夕食介助中はおしゃべり大好きな利用者様。私に話しかけつつ新人さんにも話題を振ってとても楽しそうに過ごされました。
ただ発語がしっかりしていない為なかなか聞き取れないのが難点。新人さんに話かけている時は私が通訳していたような。ですがやはり私も2か月のひよっこ。時折何回聞き返しても聞き取れない時もあったのですが、それを逆に新人さんに通訳してもらえて助かったりしました。
凄っ。
相手の言う事を先回り出来る人は理解出来るんでしょうか?
うらやましい限りですねー。
教えるつもりがしっかり教わりました。
常に教わる気持ちが大事とはよく言いますが、この場合は?
新人さんへの驚きと自分への不甲斐なさが入り混じった気分。
私は翌朝10時までのシフトでしたが、新人さんは22時半まで。
褒め上手な新人さんにまんまとおだてられました(笑)
新人さんとの時間はあっという間に過ぎていきました。
帰り際に新人さんから
『利用者さんへの気配りが素晴らしい』
『教え方がとても分かりやすかった』と。
多分お世辞(95%くらいの確率だと思う)なんでしょうけど、なんだかんだで嬉しい。わかりやすく教えようと意識していたからなおさら。
この新人さん出来る!
どうやら本職は営業マンのようです。
相手を喜ばせるのが上手なんでしょうか?
私もそうなりたい。
常にほめる事は意識していますが、気配りが足りない為自分が相手に喜ばれるようなほめ方が出来ているか疑問。今後も精進していこうと思ったにしやんでした。